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腰まわりの違和感と腸腰筋の関係 ~座り方と呼吸から見直す身体の使い方~

  • 執筆者の写真: タナカユウジ
    タナカユウジ
  • 2025年4月14日
  • 読了時間: 3分

更新日:4月1日






「腰まわりがなんとなく重い」「夕方になると違和感が出てくる」


そんな感覚に気づくことはありませんか。

ストレッチをしても、しばらくすると戻ってしまう。

その背景には、普段あまり意識されない筋肉の状態が関係していることもあります。



そのひとつが「腸腰筋」です。



今回は、腸腰筋に目を向けながら、腰まわりの違和感との関係を整体の視点から整理していきます。





腸腰筋とは 身体のバランスを支える筋肉



腸腰筋は、「腸骨筋」と「大腰筋」をあわせた呼び名で、腰から骨盤を通り、太ももへとつながる深い位置の筋肉です。



この筋肉は、日常のさまざまな動きに関わっています。



・脚を持ち上げる動き


・姿勢を保つ働き


・歩く、階段を上るといった動作



特に、骨盤と背骨のバランスに関わる点が特徴です。

ただ、深い位置にあるため意識されにくく、気づかないうちに緊張が続いていることもあります。





座っている時間が長いと起きやすい変化


デスクワークやスマホ操作などで座っている時間が長くなると、腸腰筋は縮んだ状態が続きやすくなります。

この状態が続くことで、骨盤の位置が変わりやすくなり、腰まわりに負担を感じることがあります。

整体の現場でも、腰まわりの違和感を感じている方の中に、股関節の前側のこわばりが見られることがあります。





腸腰筋をやさしく整えるためのセルフケア

日常の中で取り入れやすい方法をいくつかご紹介します。

無理のない範囲で、ご自身の身体の感覚を確かめながら行ってみてください。


骨盤を意識した座り方



椅子に深くもたれかかる姿勢が続くと、腸腰筋は縮んだままになりやすくなります。


◎ポイント:

・浅めに座る

・骨盤を立てるように意識する

・背筋は無理に伸ばそうとしない


骨盤の位置が整うと、自然と上半身も安定しやすくなります。


  • 腸腰筋のやさしいストレッチ


◎一例:

  • 片膝を立てて前に出し、反対の脚は後ろに伸ばして床につける

  • 骨盤を正面に向けたまま、上体を少し前に傾ける

  • 股関節の前側がじんわり伸びる感覚を味わう



  • 片膝を前に出し、反対の脚を後ろに伸ばします。

    骨盤を正面に向けたまま、少しだけ体重を前に移動させます。

    股関節の前側に伸びる感覚があれば十分です。


    ※違和感がある場合は無理に行わないようにしてください。



    呼吸から整える感覚



    呼吸が浅くなると、身体全体の緊張も抜けにくくなります。



    ・鼻からゆっくり吸う

    ・お腹がふくらむのを感じる

    ・口から静かに吐く



    数分間繰り返すだけでも、身体の力が抜けやすくなることがあります。



    腸腰筋に目を向けたときの変化

    腸腰筋を意識することで、身体の使い方に変化を感じることがあります。



    ・立ち上がりがスムーズに感じる

    ・歩くときの力みが減る

    ・呼吸がしやすくなる



    ただし、感じ方には個人差があります。



    大切なのは、「どこが硬いか」だけでなく、「どこが働きにくいのか」という視点を持つことです。





    まとめ



    腰まわりの違和感は、単に腰だけの問題ではないこともあります。

    腸腰筋のように、普段意識しにくい部分に目を向けることで、身体の見え方が変わることがあります。

    特別なことを増やすのではなく、座り方や呼吸といった日常の使い方を見直すことが、ひとつのきっかけになるかもしれません。


    ※無理に動かさず、違和感がある場合は中断してください。

    ※不安がある場合は専門家への相談もご検討ください。





    イラスト素材や写真も公開しています。

    記事の理解や資料作りに、ぜひご活用ください。



    Pixabay


    https://pixabay.com/users/midori_therapy_studio-51370568/



    イラストAC


    https://www.ac-illust.com/main/profile.php?id=24397091&area=1




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