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健康について
健康情報をお届けします!


歯を食いしばるのはなぜ?無意識の緊張と身体の防御反応
朝起きると顎が疲れている。 歯が浮くような違和感がある。 仕事に集中していると、いつの間にか奥歯を強く噛んでいる。 このような歯の食いしばりに悩んでいる方は少なくありません。 歯科で「歯ぎしりや食いしばりがありますね」と言われたことがある方もいれば、家族から「寝ている間にギリギリ音がしていたよ」と指摘されて初めて気づく方もいます。 一方で、「ストレスでしょう」と説明を受けても、具体的に何が起きているのか分からず、そのままになっているケースも少なくありません。 もちろん、噛み合わせや歯、顎関節の状態が関係する場合もあります。 痛みや口が開きにくいなどの症状がある場合は、まず歯科など専門機関で相談することが大切です。 そのうえで整体では、食いしばりを顎だけの問題として考えるのではなく、身体全体の使い方や緊張の状態から見ることがあります。 今回は、歯を食いしばる背景にはどのような身体の反応があるのか、整体の視点を交えながら整理していきます。 歯を食いしばること自体は異常な反応ではありません 「食いしばり」と聞くと、悪いクセという印象を持つ方が多いかもし

タナカユウジ
7月11日読了時間: 6分


考えすぎる人ほど疲れやすい?頭と身体が休まらなくなる理由
考えごとが多い日は、身体を動かしていなくても疲れやすい 仕事や家事で大きく身体を動かしたわけではないのに、夕方になるとぐったりしている。 休日なのに、頭の中だけが忙しくて休んだ感じがしない。 寝る前になっても、明日の予定や人との会話、やり残したことが浮かんできて、なかなか切り替わらない。 こうした状態は、単なる気分の問題だけではありません。 頭の中で情報処理が続いていると、身体にも静かな緊張が残りやすくなります。 特に現代は、目の前の作業だけでなく、連絡、予定、ニュース、SNS、仕事の段取りなど、同時に抱える情報が多くなっています。 身体は座っていても、頭の中では複数の処理が続いている。そのような状態が長くなると、疲労感は身体にも現れやすくなります。 今回は、考えすぎる人ほど疲れやすく感じる理由を、脳の処理、呼吸、姿勢、身体感覚の関係から整理していきます。 頭の中で処理待ちが増えると、休息に入りにくくなる 人は、目の前のことだけを考えているようで、実際にはいくつもの情報を同時に抱えています。 あとで返信する内容、明日の予定、終わっていない作業、人

タナカユウジ
7月6日読了時間: 8分


“ちゃんとしていないと不安”になる人の身体反応とは
「ちゃんとしていないと落ち着かない。」 そう感じる方は少なくありません。 忘れ物をしないよう何度も確認する。 相手に失礼がないか気になる。 空気を悪くしないよう先回りして考える。 こうした行動は、社会の中では「真面目」「責任感がある」と受け取られることも多いと思います。 実際、その丁寧さに助けられている場面もあるでしょう。 ただ、その状態が長く続くと、身体が常に“備える方向”へ偏りやすくなることがあります。 整体の現場でも、「休んでいても落ち着かない」「気を抜くのが苦手」と話される方ほど、首や肩、お腹まわり、呼吸などに緊張が残っていることがあります。 これは単なる性格だけではなく、「すぐ対応できる状態」を身体が覚えているとも考えられます。 今回は、「ちゃんとしていないと不安」という感覚を、身体反応という視点から整理していきます。 “ちゃんとしなければ”が続くと、身体は警戒しやすくなる 人は緊張しているとき、無意識に身体を準備状態へ持っていきます。 たとえば、呼びかけにすぐ反応できるよう肩が上がる。 周囲を気にすることで首や目のまわりが固まりやすく

タナカユウジ
6月28日読了時間: 6分


『スマホ脳』を読んで考えた|“止まれない時代”と身体の緊張
この記事は、数年前に書いた『スマホ脳』を読んだ感想の記事を、現在の私の視点でリライトしたものです。 当時は「スマホ依存」や「集中力低下」を中心に読んでいましたが、今読み返すと、「人の身体が休まりにくくなっている時代」を扱った本にも感じました。 最近は、「休んでいるのに疲れが抜けない」「何もしていないのに頭が落ち着かない」という相談を受けることがあります。 その背景には、スマホやSNSによって、常に情報へ反応する状態が続いていることも関係しているように思います。 人間の脳はデジタル時代にまだ慣れていない スウェーデンの精神科医、アンデシュ・ハンセン先生の著書『スマホ脳』では、「人間の脳は現代のデジタル環境にまだ適応しきれていない」という視点が紹介されています。 本の中で印象的だったのが、「人類の歴史を24時間に例える話」です。 狩猟採集生活がほぼ丸1日を占め、農耕生活は最後の数十分、産業革命は数秒。 そしてスマホやインターネット中心の生活は、最後の1秒ほどだと語られています。 つまり、人間の脳は長い時間を自然環境の変化へ反応することに使ってきた一方

タナカユウジ
6月20日読了時間: 6分


“休み方がわからない人”の身体では何が起きているのか
休んでいるはずなのに、疲れが抜けない。 休日なのに、どこか落ち着かない。 何もしない時間があると、逆に不安になる。 このような感覚を持つ方は少なくありません。 一見すると、「休み方が下手」「リラックスが苦手」と考えたくなるかもしれません。 ただ、整体の視点で見ると、そこには意思や性格だけでは説明しきれない身体の反応が関わっていることがあります。 休めない人の身体では、完全に力を抜いているつもりでも、呼吸、首肩、背中、お腹、目のまわりなどが働き続けていることがあります。 つまり、休んでいるようで、身体の内側ではまだ“備えるモード”が続いている状態です。 今回は、「休み方がわからない」と感じる人の身体では何が起きているのかを、みどり整体院の視点で整理していきます。 休んでいるのに休まらない状態とは 休むというと、横になる、寝る、スマホを見る、テレビを見る、ぼんやり過ごす、といった行動を思い浮かべる方が多いと思います。 もちろん、それ自体が悪いわけではありません。 身体を動かさずに過ごす時間は大切ですし、何かをしない時間が必要な場面もあります。...

タナカユウジ
6月13日読了時間: 8分


感情を押し殺すと、本音と身体がズレていく|“平気なふり”が続くとき
「まだ大丈夫です。」 「これくらい平気です。」 そう言いながら、実はかなり疲れていた。 後から振り返ると、そんな経験がある方もいるかもしれません。 人は強いストレスや緊張が続くと、自分の感覚が少しずつわかりにくくなることがあります。 疲れているのに気づかない。 嫌だったことを流してしまう。 本当は無理をしているのに、“普通”として過ごしてしまう。 こうした状態は、心だけではなく、身体にも少しずつ現れていきます。 今回は、「感情を押し殺すこと」と「身体感覚のズレ」について、整体的な視点から整理してみます。 “平気なふり”が続くと、身体感覚が鈍くなることがある 人は、感情をそのまま出せるとは限りません。 空気を壊したくない。 迷惑をかけたくない。 嫌われたくない。 そうした気遣いから、「大丈夫」と答えることがあります。 もちろん、それ自体が悪いわけではありません。 ただ、その状態が長く続くと、“自分がどう感じているのか”がわかりにくくなることがあります。 疲れているのに気づかない。 力が入っているのが普通になる。 呼吸が浅い状態に慣れてしまう。..

タナカユウジ
6月4日読了時間: 4分


“その場では楽だった”のに戻ってしまう理由|身体は「いつもの使い方」を覚えている
「整体のあと、あんなに楽だったのに。」 「数日すると、また戻ってしまう。」 現場でも、こうした声をいただくことがあります。 肩まわりが軽く感じたり、 歩きやすさが出たり、 座っている時の窮屈さが減ったり。 施術直後に変化を感じる方は少なくありません。 ただ、その状態のまま日常を過ごせるかというと、 実際にはなかなか難しいこともあります。 例えば、 帰宅してから長時間スマホを見る。 いつもの浅い座り方に戻る。 気づけば片脚重心で立っている。 そうした普段の動きが重なると、 身体は少しずつ“慣れている使い方”へ戻っていきます。 これは身体が悪いわけでも、 整体が無意味だったわけでもありません。 むしろ、 身体がそれだけ日常動作を覚えているとも言えます。 身体は「正しい姿勢」より「慣れた動き」を優先する 「姿勢を良くしよう。」 と思って背筋を伸ばしても、 数分後には元に戻っている。 そんな経験がある方も多いと思います。 これは意志が弱いからではありません。 身体は、 長く続けてきた動きを“基準”として覚えています。 デスクワーク中の座り方 スマホを見

タナカユウジ
5月30日読了時間: 4分


「怒れない人」の肩や呼吸に起こりやすい反応|優しさと防御反応の関係
「嫌だったはずなのに、笑って流してしまう。」 「本当は断りたかったのに、つい引き受けてしまう。」 「人に合わせているうちは平気なのに、あとからどっと疲れる。」 そんな経験はないでしょうか。 こうした反応は、単なる性格の問題とは言い切れません。 もちろん、人に気を遣えることや優しいこと自体は悪いことではありません。 しかし、周囲に合わせることが長く続くと、感情だけでなく身体も緊張した状態を覚えてしまうことがあります。 整体の現場でも、「怒れない」「断れない」「我慢しやすい」という方ほど、肩や首まわり、呼吸に独特の緊張が見られることがあります。 今回は、「怒れない人」の身体に起こりやすい反応について、整体的な視点から整理してみます。 怒れない人に起こりやすい身体反応 人は緊張やストレスを感じると、無意識に身体を守ろうとします。 その結果として、肩が少し持ち上がったままになったり、顎や首に力が入りやすくなったり、呼吸が浅くなったりすることがあります。みぞおちや背中が固く感じる方も少なくありません。 これは単なる姿勢の問題ではなく、その場を安全に乗り切ろ

タナカユウジ
5月20日読了時間: 6分


座っているだけなのに疲れる人へ|身体は“止まり続ける”のが苦手です
「今日はそこまで動いていないのに、なぜか疲れる。」 そんな感覚はありませんか? デスクワークやスマホを見る時間が長かった日、会議や移動で同じ姿勢が続いた日など、身体を大きく動かしていないのに疲れを感じることがあります。 肉体労働をしたわけでも、運動をしたわけでもない。 それなのに、首や肩が固まり、呼吸が浅くなり、頭がぼんやりする。 こうした状態は、“動きすぎ”だけではなく、“動かなすぎ”でも起こることがあります。 実際、みどり整体院でも「特に動いていないのに疲れる」と言われる方は少なくありません。 今回は、座っているだけなのに疲れる理由を、身体の“止まり続ける負担”という視点から整理してみます。 動いていないのに疲れるのはなぜか 私自身も、ブログ作業や事務作業が続いた日は、「今日はそんなに動いていないのに、妙に疲れる」と感じることがあります。 反対に、少し歩いた日や掃除をした日、軽く身体を動かした日の方が、身体が軽く感じることもあります。 以前は、疲れているなら休んだ方がいいと考えていました。 もちろん休息は大切です。 ただ、実際には休んでいると

タナカユウジ
5月17日読了時間: 7分


違和感を無視するとどうなる?心と身体が出しているサインの見方
理由ははっきりしないけれど、なんとなく気になる。 いつも通り動けているのに、どこか落ち着かない。 休んだはずなのに、気持ちや身体がすっきりしない。 こうした違和感を感じることはないでしょうか。 痛みのようにはっきりしていないため、「気のせいかもしれない」「疲れているだけだろう」と流してしまうこともあります。 ただ、その小さな違和感は、身体と心の変化が少しずつ積み重なった結果として出ている場合があります。 はっきりした不調になる前の、手前のサインと考えると分かりやすいかもしれません。 今回は、違和感を無視すると身体にどのような変化が起こりやすいのか、そして心と身体が出しているサインをどう見ればよいのかを、整体的な視点から整理してみます。 違和感は、まだ言葉になっていないサイン 違和感は、説明しにくいものです。 「痛い」と言い切れるほどではない。 「疲れている」と決めるほどでもない。 けれど、いつもとは少し違う。 このような感覚は、日常の中では後回しにされやすいです。 しかし、身体の反応は必ずしも強い形で出るとは限りません。 呼吸が少し浅くなっている

タナカユウジ
5月9日読了時間: 7分


揉み返しと好転反応は違う?整体後の痛み・だるさを見分けるポイント
整体やほぐしを受けたあとに、押された場所が痛い、身体がだるい、眠気がある、なんとなく重いと感じることがあります。 その際に、「これは揉み返しですか?」「好転反応でしょうか?」と疑問を持つ方は少なくありません。 この2つは同じような意味で使われることもありますが、実際には分けて考えた方が整理しやすい場合があります。 特に大切なのは、「良い反応かどうか」を急いで決めることではなく、痛みの出方、だるさの続き方、身体の状態を落ち着いて見ることです。 今回は、揉み返しと好転反応と呼ばれる反応の違いについて、整体の現場で見られる身体の反応も含めて整理します。 揉み返しと好転反応の違い 揉み返しと好転反応と呼ばれる反応は、次のように分けて考えるとわかりやすくなります。 揉み返しは、強い刺激や身体に合わない負荷によって、押された部位に痛みや違和感が出る状態を指して使われることがあります。 一方で、好転反応という言葉は、施術後に眠気やだるさ、重さなどが出たときに、身体の変化として説明されることがあります。 ただし、好転反応という言葉には医学的に統一された明確な定義

タナカユウジ
4月29日読了時間: 9分


骨盤が歪むのはなぜ?姿勢・座り方から見直す身体の使い方
骨盤が歪むのはなぜ?と感じる方へ。 座っていると片側に体重をかけてしまう。 立つと無意識に片足に乗っている。 鏡を見ると左右差が気になる。 こうした状態が続くと、「骨盤が歪んでいるのでは?」と感じることがあります。 ただ、骨盤は単独でズレるものではなく、日常の姿勢や身体の使い方の積み重ねによって、結果としてバランスが変わっていく部分です。 そのため、骨盤だけを見るのではなく、「どのように身体を使っているか」を見直すことが大切になります。 骨盤が歪んでいるように感じやすい状態とは 日常の中でよく見られるのが、身体の使い方の偏りです。 片側に体重をかける立ち方。 足を組む、横座りといった座り方。 長時間同じ姿勢を続ける習慣。 呼吸が浅く、お腹まわりが動きにくい状態。 こうした要素が重なることで、骨盤まわりの筋肉の働き方に偏りが出てきます。 その結果として、左右差や違和感として感じられることがあります。 骨盤は単体ではなく、全体のバランスで変わる まずは骨盤の位置関係をシンプルに見てみましょう。 骨盤は「身体の土台」と言われることもありますが、実際には

タナカユウジ
4月22日読了時間: 4分


お腹が出るのはなぜ? 姿勢と骨盤から見直す身体の使い方
「体重はそれほど変わっていないのに、お腹だけ前に出てきた気がする」 「腹筋を意識しても、思ったほど見え方が変わらない」 このように感じたことがある方は少なくありません。 お腹まわりが気になると、まず脂肪や筋力不足を思い浮かべる方が多いと思います。 もちろん、それらが関係することもあります。 ただ、実際にはそれだけでは説明しにくいケースもあります。 同じ体重でも、お腹が前に出て見える方もいれば、そこまで目立たない方もいます。 この違いには、骨盤の傾き、背骨のカーブ、重心の位置、呼吸の使い方などが関わっていることがあります。 中野区のみどり整体院でも、お腹まわりを気にされる方に対して、単純に「お腹だけの問題」として見ることはあまりありません。 身体は一部分だけで立っているわけではないからです。 お腹の見え方も、身体全体の支え方の結果として出ていることがあります。 まずは、お腹が出て見えやすい身体の状態について整理してみましょう。 よくある状態 お腹が気になる方の身体を見ていくと、いくつか共通しやすい傾向があります。 立っているときに腰が

タナカユウジ
4月17日読了時間: 6分


スマホ首とは?首や肩の違和感が続く理由と身体全体から見直すポイント
首や肩が重い気がする。 スマートフォンを見たあとに、首のつけ根や肩まわりが気になりやすい。 こうした違和感が続くと、「スマホ首かもしれない」と感じる方も多いと思います。 スマートフォンやパソコンを見る時間が長くなると、顔が前に出やすくなり、首や肩まわりに負担が集まりやすくなります。 ただし、この状態を首だけの問題として捉えると、身体の全体像が見えにくくなります。 首や肩に違和感が出ているときでも、実際には胸まわり、肩甲骨、背中、骨盤の使い方まで関わっていることがあります。 そのため、首だけを見ていても、なぜつらくなりやすいのかが分かりにくいことがあります。 今回は、スマホ首とはどんな状態なのかを整理しながら、身体全体との関係をみどり整体院の視点でまとめます。 スマホ首とはどんな状態か スマホ首とは、頭の位置が本来より前に出やすくなっている状態を指す言葉として使われることが多いです。 スマートフォンを見るときは目線が下がりやすく、首の前側は縮こまり、後ろ側は引っ張られやすくなります。 その姿勢が長く続くと、何もしていないときでも顔が前に出やすい状態

タナカユウジ
4月10日読了時間: 7分


整体でよく見る「もったいない身体の使い方」とは?整いにくさにつながる習慣を見直す視点
身体を整えようとしているのに、思うように変化を感じにくいことがあります。 ストレッチをしている。 姿勢にも気をつけている。 呼吸も意識している。 それでも、しばらくすると元に戻ったように感じる。 そんな経験がある方は少なくないかもしれません。 整体の現場で身体を見ていると、あと少し視点を変えるだけで、身体の感じ方が変わりそうな方がいらっしゃいます。 その差を分けているのは、特別な道具や難しい知識ではなく、日常の中で無意識にくり返している身体の使い方であることが多いです。 頑張っているのに整いにくい。 真面目に身体と向き合っているのに、かえって力が抜けない。 そんなときは、やり方が足りないのではなく、身体への向き合い方そのものを少し見直した方がよい場合があります。 身体が整いにくい人に多い共通点 身体が整いにくい方には、いくつか共通する傾向があります。 それは、身体に無関心だからではありません。 むしろ逆で、身体を何とかしようと強く意識している方ほど、その傾向が出やすいことがあります。 良い姿勢を保とうとする。 毎日きちんとストレッチをする。 違和

タナカユウジ
4月3日読了時間: 8分


ストレッチしても動きにくい理由とは?身体の“滑走”という視点
「ストレッチをしているのに身体が動きにくい。」 「やわらかいと言われるのに、なぜか引っかかる感じがある。」 このような感覚を持つ方は少なくありません。 こうしたとき、一般的には「身体が硬いから」と考えられがちです。 ただ、実際には硬さだけでは説明しにくい動きにくさもあります。 そこで一つの手がかりになるのが、身体の中の“滑走(滑り)”です。 私の整体でも、この滑り方や動きのつながりを大切に見ています。 身体は一つのかたまりではなく、いくつもの層でできています。 筋肉、皮膚、その間にある組織が重なり合い、わずかにずれ動くことでスムーズな動きが生まれます。 この「層同士の動き」を、ここでは“滑り”と呼びます。 滑走が失われると、身体には何が起こるのか 滑走が保たれている状態では、動き出しが自然で、余計な力みが少なく、必要な分だけ無理なく動けます。 一方で滑りが小さくなると、動き出しが重い、途中で引っかかる、一部だけ突っ張る、伸ばしても抜けないといった変化が出やすくなります。 ここで大切なのは、必ずしも「硬さ」だけが問題ではないという点です。...

タナカユウジ
3月31日読了時間: 5分


休んでも疲れが抜けないのはなぜ?身体が回復しにくくなる原因とは
休んでも疲れが抜けないのはなぜ? しっかり寝たはずなのに、朝から身体が重い。 休日に何もしなかったのに、疲れが残っている。 横になって休んでいるはずなのに、頭の中だけが動き続けている。 そんな感覚が続くと、「休み方が足りないのかな」と考えてしまうことがあります。 整体の現場でも、「休んでいるのに回復しない」という声を聞くことがあります。 ただ、休んでも疲れが抜けにくいときは、睡眠時間や休日の長さだけでは説明しにくい場合があります。 身体が本当に休む準備に入れているか。 そこを見直すと、疲れの残り方が少し違って見えてきます。 回復しやすさは、年齢や体力だけで決まるものではありません。 自分の身体の状態に気づけているか。 必要以上に頑張り続けていないか。 安心して休める状態をつくれているか。 こうした小さな要素が、身体の戻りやすさに関わることがあります。 身体の感覚を置き去りにしていないか 回復しやすい人に共通しているのは、特別な健康法を大量に取り入れていることではありません。 むしろ、自分の身体の変化に気づくのが比較的上手い印象があります。 呼吸が

タナカユウジ
3月24日読了時間: 7分


心がすり減る人の思考パターンとは?疲れやすさから抜ける3つのヒント
頑張っているのに、なぜか疲れが抜けない。 大きな問題が起きているわけではないのに、気づくと心が消耗している。 仕事、家庭、人間関係をこなしているだけのはずなのに、一日の終わりには頭も身体も重く感じる。 こうした状態は、能力や努力が足りないから起きているとは限りません。 実際には、知らないうちに続けている思考の習慣が、心と身体の緊張を長引かせていることがあります。 人は毎日、多くのことを考えています。 その中には役に立つ思考もありますが、同じ考えを何度も繰り返すことで、休んでいる時間まで消耗してしまうこともあります。 今回は、心がすり減りやすい方に見られやすい思考パターンと、そこから少し抜けるためのヒントを、整体的な視点も交えて整理してみます。 自分を減点し続ける思考 心がすり減りやすい方に多いのが、自分をいつも減点方式で見てしまう思考です。 仕事を終えたあと、人と話したあと、一日を振り返るときに、「できたこと」よりも「できなかったこと」ばかりが先に浮かんでしまう。 振り返りそのものは悪いことではありません。 反省することで、次に活かせることもあり

タナカユウジ
3月10日読了時間: 7分


人に合わせて疲れる方へ|優しい人ほど身体が緊張しやすい理由
人に合わせることが多いと、気づかないうちに疲れがたまることがあります。 相手の表情を見て、言葉を選ぶ。 場の空気を読んで、自分の意見を少し引っ込める。 頼まれごとをされたときに、本当は迷っていても「大丈夫です」と答えてしまう。 こうした反応は、優しさや配慮として働くこともあります。 ただ、それが続きすぎると、心だけでなく身体にも緊張が残りやすくなります。 実際、整体の現場でも、人に合わせることが多い方ほど、首や肩、みぞおち、呼吸に力みが出ていることがあります。 今回は、人に合わせることで身体にどのような反応が起こりやすいのかを、整体的な視点から整理してみます。 人に合わせると、身体は周囲を見張りやすくなる 人に合わせることが多い方は、相手の反応をよく見ています。 相手が不機嫌になっていないか。 自分の言葉で場の空気が悪くならないか。 今ここで断ったら、あとで気まずくならないか。 こうしたことを瞬時に考えながら過ごしていると、頭だけでなく身体も周囲に注意を向け続けます。 その結果、首が少し前に出やすくなったり、肩が下がりにくくなったり、呼吸が浅くな

タナカユウジ
2月24日読了時間: 7分


三日坊主は性格ではない|努力が続かない「反動」の正体とは
運動やストレッチ、読書などを始めても、気づけばやらなくなっていることがあります。 そのとき、「自分は三日坊主だ」「意志が弱い」「だらしない」と考えてしまう方も少なくありません。 ただ、続かなかった理由を性格だけで片づけてしまうと、本当の原因が見えにくくなります。 努力が止まる場面には、意志の弱さとは別に、身体の緊張や疲労の反動が関係している場合があります。 最初に強く頑張りすぎる。 決めたことを守ろうとして、身体に力が入る。 その状態が続いたあと、急にやる気が出なくなる。 この流れは、怠けというより、身体が負担を避けようとしている反応として見ることもできます。 今回は、三日坊主を性格の問題だけで考えず、努力が続かないときに起こる「反動」について、整体的な視点から整理してみます。 三日坊主は本当に性格の問題なのか 何かが続かなかったとき、人は原因を自分の性格に求めがちです。 しかし、「続かない=意志が弱い」と決めてしまうと、次に始めるときも気合や我慢に頼りやすくなります。 気合で始めると、最初の数日は動けるかもしれません。 ただ、その頑張り方が強す

タナカユウジ
2月16日読了時間: 7分
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