身体をいたわる習慣をはじめるための、やさしいステップ
- タナカユウジ

- 3月13日
- 読了時間: 3分
更新日:4月19日

日々忙しく働いていると、自分の身体を気づかう時間が後回しになりがちです。
ただ、調子を崩してから「もっと早く気づけばよかった」と感じたことがある方も、少なくないかもしれません。
無理なくできる習慣を少しずつ取り入れることで、身体とのつきあい方が、やさしく変わってくることもあります。
今回は、忙しい方でも気軽に始められる「身体をいたわるためのステップ」をご紹介します。
ご自身のペースで、取り入れられそうなものから始めてみてくださいね。
1. 忙しくてもできる!やさしいストレッチ
デスクワークやスマホ操作などで、長時間同じ姿勢を続けていると、肩や腰にこわばりを感じやすくなる方も多いようです。
ストレッチは、緊張した筋肉をやわらかくし、「ふっと軽くなる」感覚につながることもあります。
◉ 肩まわりのストレッチ
両肩をゆっくり上げて、ストンと落とす
肩を前後に大きく回す
胸を開くように、肩甲骨を寄せる
数回繰り返すだけでも、少しリフレッシュできるかもしれません。
◉ 腰まわりのストレッチ
座ったまま、上体を前にゆっくり倒す
腰を左右にひねってゆるめる
仰向けになって両膝を抱える(寝る前のおすすめ)
ほんの数分でも、日常の「こわばり」をほぐす助けになります。
2. 呼吸を使って、心と身体をリセット
ストレスや疲労を感じていると、呼吸が浅くなりがちです。そんなときは、深呼吸で「今ここ」に戻る時間をつくってみましょう。
◉ 簡単な腹式呼吸
鼻からゆっくり息を吸い、お腹をふくらませる
口からゆっくり吐きながら、お腹をへこませる
3〜5回だけでも、「少し落ち着いた」と感じる方もいます。
深呼吸は、どこでも・いつでもできる心身ケアのひとつ。仕事の合間や、寝る前の時間に取り入れてみてください。
3. 無理なく続ける軽い運動
「運動」と聞くとハードルが高く感じるかもしれませんが、ちょっと歩く、身体を動かすだけでも、気分や身体が変わってくることがあります。
◉ ウォーキング
通勤の道を5分だけ遠回りして歩いてみる
エスカレーターを階段に変えてみる
食後に軽く外を歩く習慣をつくる
気分転換にもなり、呼吸やめぐりがやさしく整いやすくなります。
◉ おうちでできるエアスクワット
足を肩幅に開いて立ち、膝を曲げてお尻を引くように下げる
膝がつま先より前に出ないようにしながら、ゆっくり戻す
朝や夜に10回ほど。テレビを見ながらでもできる、気軽な習慣です。
4. 「自分をいたわる」時間を少しずつ
毎日のセルフケアを続けるコツは、がんばらないこと。
苦痛になるほどやらずに、むしろ「ほっとできる時間」にすることがポイントです。
◉ たとえばこんなふうに…
朝のストレッチを1分だけ
夜にお気に入りの音楽を聴く
お風呂上がりにホットタオルで首を温める
寝る前に「今日のよかったこと」をひとつ思い出す
習慣とは、「難しいことをやること」ではなく、気持ちいい・気が向く・ちょっと好きを続けていくことでもあります。
まとめ
身体をいたわる習慣は、思ったよりずっとシンプルなもの
ストレッチや深呼吸、軽い運動など、今すぐ始められることからでOK
「今日も自分におつかれさま」と言える時間を少しずつ増やしていく
身体のケアは、未来の自分へのやさしい贈り物でもあります。
無理なく続けられるやり方で、あなたにとって心地よい「習慣づくり」を始めてみてくださいね🌿



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