なんとなく調子が出ないときに試したい、やさしいセルフケア法
- タナカユウジ

- 3月19日
- 読了時間: 4分
更新日:4月19日

「なんだか身体が重いな…」「肩や腰が気になる」「最近疲れやすいかも」そんなふうに感じることはありませんか?
忙しい毎日を過ごしていると、病院に行くほどではないけれど、「少しでも楽になれば…」と思う瞬間があるものです。
今回は、そんなときに役立つ、やさしくできるセルフケアのヒントをお届けします。ご自身のペースで、無理のない範囲で取り入れてみてくださいね。
1. 頭が重い・目が疲れるときのケア
● こめかみをやさしくほぐす
指の腹でこめかみ周辺を円を描くように、やさしくほぐしてみましょう。目の疲れを感じているときにも、じんわりと心地よさを感じられることがあります。
● ホットタオルで目元・首を温める
温かいタオルを目元や首の後ろに当てて、数分間リラックス。目の疲れや首のこわばりが気になるときに、ふわっと緩む感覚が出てくる方もいます。
● カフェインの取り方を見直す
コーヒーや緑茶に含まれるカフェインには、スッキリ感を感じやすくなることがあります。ただし、摂りすぎると逆に緊張しやすくなることもあるため、「ちょっとだけ」にする意識がポイントです。
2. 肩まわりがこわばるときのケア
● 肩をゆっくり回す
前後に大きくゆっくりと肩を回すことで、張っていた筋肉が少しずつゆるんでくることがあります。呼吸と合わせながら行ってみてください。
● テニスボールでやさしく刺激する
壁と肩の間にテニスボールをはさみ、少しずつ身体を動かしながら、こわばりを感じる場所にやさしく圧をかけてみましょう。※強く押しすぎず、心地よさを感じられる範囲で行いましょう。
● 首や肩を温める
ホットタオルや、入浴中のシャワーで首まわりを温めることで、身体がゆるみやすくなると感じる方もいらっしゃいます。
3. 腰まわりが気になるときのケア
● 座ったままできるツイスト
椅子に腰かけたまま、背筋を伸ばしてゆっくり左右に身体をひねるだけでも、腰まわりに軽やかさを感じることがあります。
● 仰向けで両膝を抱える
寝る前に、仰向けの姿勢で両膝を胸の方へ引き寄せてみましょう。息をゆっくり吐きながら行うと、よりリラックスしやすくなります。
● 定期的に歩くことを意識
長時間同じ姿勢が続くと、腰に負担を感じやすくなります。30分に1回程度、立ち上がって軽く歩いたり、伸びをしたりする習慣も大切です。
4. 「なんかつらいな…」と感じたときの小さなケア
● 深呼吸をしてみる
鼻から3秒吸って、口から6秒吐くような深呼吸を数回。それだけでも、身体の緊張が少しずつゆるむことがあります。
● 手のツボ「合谷(ごうこく)」をやさしく押す
親指と人差し指の間にある「合谷(ごうこく)」というツボを、軽く押してみましょう。身体のバランスが崩れたとき、すこし整ってくる感覚を持つ方もいます。
● 水分補給をこまめに
軽い脱水でも「ぼんやりする」「疲れやすい」といった感覚が出てくることがあります。常温のお水や白湯をこまめにとるよう意識してみてください。
5. 不調を感じにくくする日々の習慣
セルフケアも大切ですが、そもそも不調が出にくい身体をつくるという視点も大切です。
● 質のよい睡眠
寝る時間がバラバラだと、身体のリズムが乱れやすくなります。
毎日同じくらいの時間に寝て起きるだけでも、自然と整ってくることがあります。
● 食事のバランス
忙しいときほど、甘いものやパン・麺類に偏りがち。
野菜やたんぱく質を少しだけ足すだけでも、身体の軽さが違うと感じる方もいます。
● 軽い運動
ストレッチやウォーキングなど、無理のない範囲で身体を動かしてみることが、
身体と心をつなげる時間になることもあります。
おわりに
「病院に行くほどではないけど、なんとなくしんどい」そんなとき、自分でできるやさしいケアを少しずつ試してみることで、身体とのつきあい方が少し変わってくることがあります。
焦らず、がんばりすぎず、今日できることから。
今回ご紹介したセルフケアの中から、ひとつでも取り入れてみてくださいね。
あなたが少しでも心地よく、毎日を過ごせますように🍀



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