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腰まわりの違和感と腸腰筋の関係 ~座り方と呼吸から見直す身体の使い方~

  • 執筆者の写真: タナカユウジ
    タナカユウジ
  • 2025年4月14日
  • 読了時間: 4分

更新日:8月26日




※動画は記事公開当時の内容です。現在の内容に合わせ、本文は一部更新しています。


「腰まわりがなんとなく重い」「夕方になると腰のあたりに違和感が出てくる」


そんな感覚に気づくことはありませんか。


ストレッチをすると一度は楽に感じても、しばらくするとまた同じような感覚が戻ってくることがあります。


腰まわりの違和感というと腰そのものに目が向きやすいですが、身体は腰だけで動いているわけではありません。

骨盤や股関節、姿勢、呼吸などが関係し合いながら身体を支えています。


その中で、腰から骨盤、太ももへとつながる深い位置にある筋肉のひとつが「腸腰筋」です。

今回は腸腰筋に目を向けながら、長時間の座り姿勢や呼吸との関係、日常でできる身体の使い方について整体の視点から整理していきます。



腸腰筋とは 身体のバランスを支える筋肉


腸腰筋は、主に「大腰筋」と「腸骨筋」を合わせた呼び名です。


腰や骨盤の内側から股関節を通り、太ももの骨へつながっています。身体の表面からは触れにくい、深い位置にある筋肉です。


腸腰筋

この筋肉は、日常のさまざまな動きに関わっています。



・脚を持ち上げる動き

・姿勢を保つ働き

・歩く、階段を上るといった動作


腸腰筋は背骨や骨盤と脚をつなぐ位置にあるため、股関節の動きや姿勢を考えるうえでも重要な筋肉のひとつです。


ただし、腰まわりに違和感があるからといって、腸腰筋だけに原因があるとは限りません。身体全体の使い方の中で、腸腰筋がどのように働いているかを見ることが大切です。



座っている時間が長いと起きやすい変化


デスクワークやスマートフォンの使用などで座っている時間が長くなると、股関節を曲げた姿勢が続きます。


同じ姿勢が長時間続けば、股関節の前側が動く機会も少なくなります。

その状態から立ち上がったときに、腰や股関節の前側に伸びにくさや重さを感じる方もいます。


また、座り方によっては骨盤が後ろへ倒れたり、反対に腰を反らせて姿勢を保とうとしたりすることがあります。

その結果、腰まわりへ負担が集まりやすくなる場合があります。


整体の現場でも、腰まわりに違和感がある方を確認すると、腰だけでなく股関節や骨盤の動きに偏りが見られることがあります。

腰まわりの違和感について、姿勢や身体全体の使い方から詳しく知りたい方は、症状別ページ「腰の違和感が気になる方へ」もご覧ください。



腸腰筋をやさしく整えるためのセルフケア


日常の中で取り入れやすい方法をいくつかご紹介します。

無理のない範囲で、ご自身の身体の感覚を確かめながら行ってみてください。


骨盤を意識した座り方

椅子に深くもたれかかる姿勢が続くと、腸腰筋は縮んだままになりやすくなります。


骨盤を意識した座り方

◎ポイント:

・浅めに座る

・骨盤を立てるように意識する

・背筋は無理に伸ばそうとしない


骨盤の位置が整うと、自然と上半身も安定しやすくなります。


腸腰筋のやさしいストレッチ


片膝を前に出し、反対の脚を後ろに伸ばします。

骨盤を正面に向けたまま、少しだけ体重を前に移動させます。

股関節の前側に伸びる感覚があれば十分です。


  • 腸腰筋のやさしいストレッチ

    片膝を前に出し、反対の脚を後ろに伸ばします。

    骨盤を正面に向けたまま、少しだけ体重を前に移動させます。

    股関節の前側に伸びる感覚があれば十分です。


    ※違和感がある場合は無理に行わないようにしてください。



    呼吸から整える感覚


    呼吸が浅くなると、身体全体の緊張も抜けにくくなります。


    ・鼻からゆっくり吸う

    ・お腹がふくらむのを感じる

    ・口から静かに吐く


    数分間繰り返すだけでも、身体の力が抜けやすくなることがあります。


    腸腰筋に目を向けたときの変化

    腸腰筋を意識することで、身体の使い方に変化を感じることがあります。


    ・立ち上がりがスムーズに感じる

    ・歩くときの力みが減る

    ・呼吸がしやすくなる


    ただし、感じ方には個人差があります。

    大切なのは、「どこが硬いか」だけでなく、「どこが働きにくいのか」という視点を持つことです。


    まとめ


    腰まわりの違和感は、単に腰だけの問題ではないこともあります。

    腸腰筋のように、普段意識しにくい部分に目を向けることで、身体の見え方が変わることがあります。

    特別なことを増やすのではなく、座り方や呼吸といった日常の使い方を見直すことが、ひとつのきっかけになるかもしれません。


    ※無理に動かさず、痛みや強い違和感がある場合は中断してください。

    ※症状が続く場合や体調に不安がある場合は、医療機関など専門家への相談もご検討ください。


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