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みどり整体院
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医療と整体の歴史シリーズ 第5回──科学と身体の再発見──ルネサンスから近代医療へ
▶︎ 第1回はこちら 👉 祈りと呪術から始まった医療(古代〜紀元前3000〜) ▶︎ 第2回はこちら 👉 古代文明に息づく“手当て”の知恵(エジプト・インド・ギリシャ) ▶︎ 第3回はこちら 👉 古代東洋医学の体系化と広がり...

タナカユウジ
8月6日読了時間: 5分


医療と整体の歴史シリーズ 第4回:中世の医療と身体のまなざし──断絶と継承のあいだで
3世紀から13世紀(おおよそ西暦200〜1200年)は、世界の歴史全体においても大きなうねりがあった時代です。 ヨーロッパではローマ帝国が崩壊し、西ローマ滅亡後は中世の封建社会が始まります。キリスト教が国や法を超えて人々の精神的拠り所となり、宗教が医療や科学にも強く影響を及...

タナカユウジ
8月4日読了時間: 6分


医療と整体の歴史シリーズ 第3回:古代東洋医学の体系化と広がり 〜中国・朝鮮・日本、そして同時代の西洋との対比〜
※当初は全5回の予定で進めていましたが、書いているうちに内容が膨らみ、シリーズは5回を超える見込みです。 ▶︎ 第1回はこちら 👉 祈りと呪術から始まった医療(古代〜紀元前3000〜) ▶︎ 第2回はこちら 👉 古代文明に息づく“手当て”の知恵(エジプト・インド・ギリシ...

タナカユウジ
8月2日読了時間: 5分


医療と整体の歴史シリーズ 第2回:古代文明に息づく“手当て”の知恵 〜エジプト・インド・ギリシャの身体観〜
文明が進んでも、“癒し”の核心は変わらなかった 前回の記事 では、人類が病を「神の怒り」「悪霊の仕業」と捉え、呪術や祈りとともに“手を当てる”という原始的な行為が生まれたことを見てきました。 今回はその続きとして、古代文明における医療と身体観、そしてそこに共通する“整体的な...

タナカユウジ
7月31日読了時間: 4分


医療と整体の歴史シリーズ 第1回:癒しの原点をさかのぼる〜祈りと呪術から始まった医療〜
整体のことを知ろうとするとき、「整体って医療なの?」「治すってどういうこと?」という素朴な疑問が浮かびます。( コチラのブログ に詳しく書きました) 今回から数回にわたって、医療の歴史や身体観の変遷をたどりながら、その中で整体という手法がどんな位置にあるのか、一緒に深く掘り...

タナカユウジ
7月26日読了時間: 5分


「良い姿勢」は疲れる?——姿勢のウソとホント
「姿勢を正しましょう」「背筋を伸ばして」「胸を張って歩こう」 そんな言葉を、誰もが一度は耳にしたことがあると思います。 学校でも家庭でも、社会に出てからも、私たちは「良い姿勢」であるべきだと言われ続けてきました。 でも、ちょっと待ってください。...

タナカユウジ
7月22日読了時間: 4分


整体って“治す”の?という疑問から始める
「整体って、治してくれるところですよね?」 初めていらした方から、こんな言葉をいただくことがあります。 たしかに、そう思われるのも無理はありません。 街中の看板や広告には、「肩こり・腰痛改善」「効果バツグン」などの言葉が踊り、まるで医療のようなイメージを抱かせる表現が少なく...

タナカユウジ
7月17日読了時間: 6分


安心が身体にもたらす変化と、そこから始まる“回復”
安心は“守り”の反応を静める 人の身体には「危険に備える」ための反応がいくつも備わっています。 たとえば、筋肉が無意識に緊張するのもその一つ。自律神経のうち交感神経が優位になっているとき、私たちの身体はいつでも逃げたり、戦ったりできるよう準備を整えています。...

タナカユウジ
7月15日読了時間: 3分


「意識が外に向きすぎてる」ときの身体感覚とは?
意識が“外”ばかり向いていないか 「やることが多すぎる」「誰かの目が気になる」「ついSNSを開いてしまう」――。 気づけば、朝から晩まで“外”に向けて意識を張り続けている、そんな日が続いていないでしょうか。 外の世界に注意を向けること自体は、社会の中で生活するうえで当然のこ...

タナカユウジ
7月10日読了時間: 3分


自分を責めてしまう人の身体に見られる特徴とは?
「私が悪かったのかもしれない」「もっとちゃんとできたはずなのに」そんなふうに、つい自分を責めてしまう方は少なくありません。 心理的な傾向として語られることが多いこの“責めグセ”ですが、実は、身体の状態にもある種の“共通点”が見られることがあります。...

タナカユウジ
7月4日読了時間: 4分


感覚が鈍い身体とソマトセンサリーマップ(身体地図)〜不調のサインに気づくために〜
そもそも「身体感覚が鈍い」とは? 普段の生活で、自分の身体の状態にどれくらい気づいているでしょうか?たとえば… 肩に力が入っていることに気づかない 同じ姿勢で何時間も過ごしても違和感を感じない 人に「そこ、硬いですね」と言われて初めて気づく そんな経験はありませんか?...

タナカユウジ
7月1日読了時間: 4分


ウーパー劇場 夏バテと分離
ここ数週間で、すっかり暑くなってきましたね。みどり整体院のスタッフ、ウーパールーパーたちも、この暑さの影響を受けています。 セネカは、食欲が落ち気味で、少し心配しています。とはいえ、激やせするほどではないのですが……。 一方のニーチェは、どうやら暑さのストレスからか、水槽内...

タナカユウジ
6月27日読了時間: 2分


血流は“結果”だった――身体がつくる“めぐり”の話
「血流」や「めぐり」という言葉を耳にすると、多くの方は「どうやって良くしようか?」と考えがちかもしれません。でも、少し視点を変えてみると、見えてくるものがあります。 今回は、「血流は“結果”として現れるもの」というテーマで、私が日々の整体や自身の体験から感じていることをお話...

タナカユウジ
6月26日読了時間: 4分


整体という“医療ではない道”の意味を、あらためて考える
医療ではないけれど、人を支えるもう一つの知恵 「整体って医療じゃないんですよね?」 これは、よく聞かれる質問です。実際、整体は日本の法律上、医療行為ではありません。私たち整体師は、診断や治療を行うことはできませんし、「治す」といった表現も法律上は使うことができません。...

タナカユウジ
6月22日読了時間: 6分


関節は“動かしてこそ”元気になる
関節は“動くため”にある 私たちの身体には、200以上の関節が存在します。 指を曲げたり、歩いたり、顔を向けたりする動きのすべてに、関節の働きが関わっています。 関節とは、ざっくり言えば「骨と骨のつなぎ目」ですが、実際にはその周囲にある関節包や靭帯、筋肉、筋膜なども含めて、...

タナカユウジ
6月19日読了時間: 5分


心と身体のあいだにあるもの 〜認知行動療法から学んだ“気づき”のヒント〜
今回は、私がリハビリ中に整体の勉強と並行して学んできた「認知行動療法(CBT)」について、日常でも活かせるヒントを交えながらお話ししてみたいと思います。 専門カウンセラーではありませんが まず初めにお伝えしておきたいのは、私は国家資格である臨床心理士や公認心理師ではありませ...

タナカユウジ
6月14日読了時間: 5分


なぜ“力を抜く”のが難しいのか? ― がんばる人ほど身体がかたくなる理由
「もっと力を抜いてくださいね」 整体やリラクゼーション、運動指導などで、こんなふうに言われたことがある方も多いかもしれません。 でも実際は、そう言われると かえって身体に力が入ってしまう 。 自分では「抜いてるつもり」なのに、「まだ力が入ってますよ」と言われて戸惑う。...

タナカユウジ
6月12日読了時間: 7分


ウーパールーパーは夜行性?整体院で一緒に過ごす“セネカ”と“ニーチェ”の成長記録
中野区にある みどり整体院 では、整体スタッフの私と一緒に、 2匹のウーパールーパー も皆さまをお迎えしています。 名前は「セネカ」と「ニーチェ」。ちょっと哲学的な名付けですが、ご来院いただいた方には「かわいい名前ですね」とよく言っていただけます。...

タナカユウジ
6月12日読了時間: 2分


整体を受けて“自分に気づく”とは?
はじめに 整体は、肩や腰の不調など、身体のケアを目的に訪れる方が多い場所です。 でも、施術を通じて変わっていくのは、単に身体の状態だけではありません。 時には、身体を通して――まるで忘れていた自分自身と再会するような、そんな体験をされる方もいます。...

タナカユウジ
6月10日読了時間: 5分


ゲームって身体に悪い?――整体整体的視点の“いい関係・よくない関係”
「ゲームは身体によくない」「目が悪くなる」「姿勢が悪くなる」――そんなイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。 実際、整体師として日々身体と向き合っていると、「ああ、これはゲームのやりすぎかな?」と思うような身体の状態に出会うこともあります。...

タナカユウジ
6月8日読了時間: 5分
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