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みどり整体院

健康について
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自分を責めてしまう原因とは?身体にあらわれる特徴と整え方
「私が悪かったのかもしれない」「もっとちゃんとできたはずなのに」 そんなふうに、自分を責めてしまうことはありませんか。 この“責めグセ”は心理的な傾向として語られることが多いですが、身体の状態にも一定の共通点が見られることがあります。 整体の現場でも、似たような緊張やこわばりの傾向に出会うことがあります。 今回は、自分を責めやすい方に見られる身体の特徴と、心と身体のつながりについて整理していきます。 責めやすい傾向と身体のつながり 心理学では、自分を責める傾向は「スキーマ」という考え方で説明されることがあります。 これは、過去の経験や環境の中で形成された「自分はこうあるべき」「こうでなければならない」といった前提のようなものです。 こうした思い込みは無意識のうちに働き、出来事に対する受け取り方にも影響します。 たとえば、少しうまくいかないことがあると、「自分が悪かったのではないか」と感じやすくなることがあります。 そしてこの反応は、身体の使い方にもあらわれることがあります。 緊張しやすい場面で背中が丸くなる 呼吸を止めるようなクセがある 力みを抜

タナカユウジ
2025年7月4日読了時間: 3分


身体感覚が鈍い原因とは?ソマトセンサリーマップと不調の関係
そもそも「身体感覚が鈍い」とは? 普段の生活で、自分の身体の状態にどれくらい気づいているでしょうか。 肩に力が入っていることに気づかない 同じ姿勢で長時間過ごしても違和感を感じない 人に指摘されて初めて気づく こうした「身体からのサインに気づきにくい状態」を、感覚が鈍い状態と捉えることがあります。 この状態が続くと、疲労の蓄積や動きの偏りに気づきにくくなることもあります。 なぜ感覚が鈍くなるのか 感覚が鈍くなる背景には、いくつかの要因があります。 ・同じ姿勢が続く生活習慣 座りっぱなしやスマートフォンの操作など、同じ姿勢が続くことで身体への刺激が偏ります。 使われない部分が増えると、その感覚情報は徐々に感じ取りにくくなることがあります。 ・ストレスによる感覚の変化 心理的なストレスが続くと、身体は防御的な状態になりやすくなります。 その影響で、痛みや疲労感といった感覚が鈍くなる場合もあります。 関連記事 身体の反応と防御の関係については、 「それは“クセ”じゃなく、“防御反応”かもしれない〜身体と心の記憶に気づくために〜」 で詳しく解説しています

タナカユウジ
2025年7月1日読了時間: 3分


血流が悪くなる原因とは?“めぐり”を整える身体の使い方
「血流」や「めぐり」という言葉を耳にすると、多くの方は「どうやって良くしようか?」と考えがちかもしれません。 ですが、少し視点を変えてみると、見えてくるものがあります。 今回は、「血流は“結果”として現れるもの」という視点から、身体のめぐりについて整理していきます。 血流は「原因」ではなく「結果」 「血流を良くしよう」という言葉はよく耳にしますが、血流そのものを直接コントロールすることはできません。 運動をすれば血流が増える お風呂に入ると身体が温まる これらはすべて、身体がその状況に合わせて血流を変えた“結果”です。 血流は、自律神経やホルモン、血管の収縮・拡張といった仕組みによって、自動的に調整されています。 呼吸、姿勢、筋肉の状態、心の緊張。 こうした複数の要素が重なり、その結果として“めぐり”が生まれています。 身体がゆるめば、自然と流れも変わる 筋肉が強く緊張していると、血管が圧迫されやすくなります。 一方で、筋肉がゆるむと、血管の通り道にも余裕が生まれます。 また、姿勢も大きく関係します。 胸まわりが縮こまると呼吸が浅くなり、身体全体

タナカユウジ
2025年6月26日読了時間: 3分


関節が硬くなる原因とは?動かさないリスクとやさしい整え方
関節は“動くため”にある 私たちの身体には、200以上の関節が存在します。 指を曲げたり、歩いたり、顔を向けたりする動きのすべてに、関節の働きが関わっています。 関節とは「骨と骨のつなぎ目」ですが、実際には関節包や靭帯、筋肉、筋膜なども含めた“動きのユニット”として機能しています。 つまり、関節は「動くこと」を前提に作られた構造です。 関節を動かさないとどうなるのか 関節を使わない状態が続くと、徐々に動きにくさが出てきます。 研究では、短期間の固定でも関節まわりの組織に変化が起こることが示されています。 関節包が硬くなる 滑膜の血流が低下する 筋膜や靭帯が短縮しやすくなる こうした変化が重なることで、関節の動きは少しずつ制限されていきます。 動かさない状態は「休めている」のではなく、組織の状態が変化していく過程ともいえます。 日常の中で起きている“関節の固定” 特別なことをしなくても、関節は簡単に動かなくなります。 デスクワークで肩や首を動かさない スマホで背中が丸まり股関節が固まる 座りっぱなしで同じ姿勢が続く こうした状態が積み重なることで、

タナカユウジ
2025年6月19日読了時間: 4分


認知行動療法とは?思考のクセに気づくヒントと身体への影響
「考えすぎてしまう」 「同じことで落ち込みやすい」 このように感じることはないでしょうか。 その背景には、「思考のクセ」が関係していることがあります。 今回は、認知行動療法という考え方をもとに、思考と身体の関係について整理していきます。 整体の現場で感じる視点も交えながら、日常で活かせるヒントを紹介します。 認知行動療法とは 認知行動療法は、「考え方」と「行動」の関係に注目した心理的アプローチです。 出来事そのものではなく、それをどう受け取るかによって、感情や行動が変わると考えます。 たとえば同じ出来事でも、「最悪だ」と考えるか、「仕方がない」と捉えるかで、その後の気分や行動は変わります。 人は無意識のうちに「自動思考」と呼ばれる考え方のクセを持っています。 このクセに気づき、別の見方を検討することが、認知行動療法の基本的な流れです。 思考のクセと身体の関係 思考は身体の状態にも影響します。 不安や緊張が強いとき、呼吸が浅くなったり、肩や首に力が入りやすくなります。 これは自律神経の働きによるものです。 ストレスを感じると交感神経が優位になり、身

タナカユウジ
2025年6月14日読了時間: 3分


力を抜くのが難しいのはなぜ?身体が緊張し続ける理由と整え方
「もっと力を抜いてくださいね」と言われて、逆に力が入ってしまった経験はないでしょうか。 自分では抜いているつもりなのに、「まだ力が入っています」と言われて戸惑うこともあります。 整体の現場では、このような反応はめずらしくありません。 特に、真面目で責任感の強い方ほど、身体の緊張が抜けにくい傾向があります。 今回は、「なぜ力を抜くのが難しいのか」というテーマを、身体と神経の視点から整理していきます。 力を抜けない理由 力を抜けない状態は、意志の問題ではありません。 多くの場合、身体が緊張した状態に慣れてしまっていることが関係しています。 日常の中で、仕事や人間関係、情報環境などによって、常に緊張が続いていると、その状態が基準になります。 すると、「力が入っている状態」が当たり前になり、「抜けている状態」が分からなくなります。 この状態では、力を抜こうとしても、どこをどう変えればよいのか判断できません。 身体が緊張する仕組み 身体の緊張は、自律神経の働きと深く関係しています。 ストレスや不安を感じると、交感神経が優位になり、筋肉は緊張しやすくなります

タナカユウジ
2025年6月12日読了時間: 4分


整体を受けて“自分に気づく”とは?
整体を受けたときに、「自分の身体の状態に初めて気づいた」と感じる方は少なくありません。 「呼吸が浅かった」「肩に力が入っていた」など、これまで当たり前だった感覚に変化が起きることがあります。 整体は身体を整える場所ですが、その過程で「自分の状態に気づく」という変化が起きることがあります。 今回は、整体で起こる「気づき」とは何かを、身体と神経の視点から整理していきます。 整体で気づきが起こる理由 整体の場では、普段とは違う形で身体に意識が向きます。 日常では、思考や外部の情報に意識が向きやすく、自分の身体の状態は後回しになりがちです。 しかし、施術中は外側への注意が減り、内側への感覚が浮かび上がりやすくなります。 その結果、「自分はこういう状態だったのか」と気づく瞬間が生まれます。 これは特別な能力ではなく、本来誰にでも備わっている感覚です。 気づきが身体に与える変化 身体に気づくことは、単なる観察ではありません。 気づいた瞬間に、呼吸が深くなったり、力が抜けたりすることがあります。 これは神経の働きが変化している可能性があります。...

タナカユウジ
2025年6月10日読了時間: 3分


ゲームって身体に悪い?――整体整体的視点の“いい関係・よくない関係”
「ゲームは身体によくない」 「目が悪くなる」 「姿勢が悪くなる」 そんなイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。 整体の現場でも、「これはゲームの影響かもしれない」と感じる身体の状態に出会うことがあります。 ただ、だからといってゲームそのものを悪いものとして扱うつもりはありません。 私自身も、ファミコン世代としてゲームと長く付き合ってきました。 スーパーマリオやドラクエ、ファイナルファンタジーに夢中になり、長時間プレイしては注意されていた記憶があります。 20代の頃には『ウルティマオンライン』に没頭し、いわゆるゲーム漬けの時期もありました。 現在は、スマホのドラクエウォークをゆるく楽しみながら、歩くきっかけとして活用しています。 今回は整体師の視点から、ゲームと身体の関係について整理していきます。 ゲームの良い面 ゲームには身体や心にとってプラスに働く側面もあります。 達成感や集中状態は、脳にとっての刺激になります。 いわゆるフロー状態に入ることで、気分が整ったり、ストレスが軽減されることもあります。 現実から少し距離を置くことで、感情

タナカユウジ
2025年6月8日読了時間: 3分


ヴェイガス神経が働くとき、身体はようやく休める
リラックスを支える“神経のスイッチ”の話 以前、施術を終えた方が、こんなふうにおっしゃったことがありました。 「なんか……頭の中が静かになった気がします」 少し驚いたような、けれどどこか安心した表情でした。 そのとき私は改めて、ヴェイガス神経、つまり迷走神経のはたらきを意識しました。 緊張がゆるみ、身体の奥が静かに動きはじめる。 そんな変化の背景には、自律神経の切り替えが起きているのかもしれません。 ヴェイガス神経とは? ヴェイガス神経(迷走神経)は、自律神経のうち副交感神経に分類される、重要な神経のひとつです。 脳の延髄から出発し、首、胸、そしてお腹の内臓にいたるまで、広範囲に枝を伸ばしています。 「迷走」という名前のとおり、この神経は身体の中をさまようように巡り、呼吸、消化、心拍といった生命活動の土台を静かに支えています。 多くの場合、私たちはヴェイガス神経のことを意識することはありません。 それは、呼吸を整えたり、心拍を落ち着けたりといった働きを、自動的に担ってくれているからです。 ただ、身体の緊張がゆるんだり、深い呼吸ができたりといった変

タナカユウジ
2025年5月31日読了時間: 7分


リアルフードとは?ジャンクフードとの違いと身体への影響
「気づけば最近、何を食べてもいまいち元気が出ない」 「ちゃんと休んでいるのに疲れが残る気がする」 そんな感覚を覚えたことはありませんか。 疲れやストレス、運動不足など理由はさまざまですが、見落とされがちなのが“食べているもの”です。 普段、何気なく口にしているその食事が、身体の声をかき消していることもあります。 今回は「ジャンクフード」と「リアルフード」という視点から、食事と身体の関係を整理していきます。 中野区のみどり整体院でも、「食べものと身体の状態」の関連に興味を持たれる方が増えてきました。 整体や日々のケアとあわせて、食事にも少し目を向けてみることは、身体を整えるひとつのヒントになるかもしれません。 ジャンクフードとは?加工度が高い食べ物の特徴 ジャンクフードという言葉はよく耳にしますが、具体的にはどのような食べ物を指すのでしょうか。 一般的には、「もとの素材が分かりにくいほど加工されているもの」がその特徴とされています。 スナック菓子やファストフード、インスタント食品などが代表例です。 これらの食べ物は、見た目や味、香りが強く設計されて

タナカユウジ
2025年5月29日読了時間: 6分


仙腸関節は、どこにある?──“真ん中”を見失っていませんか?
身体の“真ん中”とは、どこでしょうか? 多くの方が「へそ」や「背骨」を思い浮かべるかもしれません。 けれど、その少し奥深くに、あまり知られていない関節があります。 ──それが 「仙腸関節」 です。 仙腸関節は、骨盤を構成する腸骨と仙骨のつなぎ目にある関節です。...

タナカユウジ
2025年5月26日読了時間: 6分


ポストバイオティクスとは?腸から整える“なんとなく不調”の原因と対策
なんとなく身体が重い、やる気が出ない、寝ても疲れが取れない気がする。 はっきりした原因がないまま続く不調を感じることはありませんか。 こうした状態の背景には、腸内環境が関係している可能性があります。 ポストバイオティクスとは何か 腸には腸内細菌叢と呼ばれる微生物の集まりが存在しています。 これらの菌は、食べたものを分解し、身体にとって有用な物質を作り出しています。 その中で近年注目されているのが「ポストバイオティクス」です。 これは腸内細菌そのものではなく、菌が生み出した代謝物質のことを指します。 イメージとしては、菌が作り出す“身体に役立つ成分”です。 このポストバイオティクスは、腸の環境を整える働きに関わると考えられています。 腸と心の関係 腸と脳は迷走神経によってつながっており、互いに影響し合っています。 これを腸脳相関と呼びます。 腸の状態が整っていないと、気分や意欲、睡眠の質にも影響が出ることがあります。 不安や落ち込みが続くとき、腸の状態も関係している場合があります。 緊張が腸にあらわれる理由 ストレスや不安を感じると、身体は防御反応

タナカユウジ
2025年5月24日読了時間: 3分


理由もなく不安になるのはなぜ?身体と脳から整える対処法
理由もなく不安になる、なんとなく落ち着かない。 そんな感覚に心や身体が支配されることはありませんか。 特に何かが起きているわけではないのに、不安だけが先に立ってしまう。 そうした状態の背景には、思考だけでなく身体の反応も関係しています。 理由もなく不安になるときに起きていること 不安の多くは、まだ起きていない未来に対する想像から生まれます。 心理学では、多くの不安は実際には起こらないとも言われています。 これは、思考のクセによって不安が膨らんでいる状態とも言えます。 ただし、不安そのものが悪いわけではありません。 もともとは危険を察知し、自分を守るための働きでもあります。 不安はなぜ起こるのか 不安は、生き延びるために備わった防御反応です。 危険を感じたときに身体を守るため、瞬時に反応できるようになっています。 そのため、不安を感じること自体は自然なことです。 ただし現代では、実際の危険ではなく情報や想像によって反応してしまうことが増えています。 過剰に不安が続くと、心だけでなく身体にも負担がかかりやすくなります。 脳と身体で起きている反応...

タナカユウジ
2025年5月21日読了時間: 3分


肩が上がらないのはなぜ?インピンジメント症候群の原因と整え方
肩が上がらない、途中で引っかかるように痛む。 そんな違和感を感じたことはありませんか。 シャツに腕を通すときや、洗濯物を干すときにズキッとする。 腕を上げようとすると、途中で止まるような感覚がある。 こうした状態の背景には、「インピンジメント症候群」という考え方があります。 インピンジメント(impingement)とは、肩の中で組織が挟まってしまう状態のことを指します。 まずは、肩の中で何が起きているのかを見てみましょう。 この図では、肩の中で骨と骨の間にスペースがあり、その中を筋肉や腱が通っていることが分かります。 腕を上げたときに、このスペースが狭くなると、中を通る組織が圧迫されます。 これがインピンジメントの基本的な状態です。 では、具体的にどの部分が影響を受けやすいのでしょうか。 ここで注目したいのが、棘上筋という筋肉です。 この筋肉は肩の上側を通っており、腕を持ち上げるときに重要な働きをします。 構造的に、この棘上筋は骨の間を通る位置にあるため、スペースが狭くなると挟まれやすい特徴があります。 その結果、腕を上げたときに痛みや引っかか

タナカユウジ
2025年5月19日読了時間: 3分


お尻の筋肉は身体の土台?殿筋群と梨状筋のはたらきと整え方
立っているときや歩いているとき、あるいは座っているだけでも、「なんとなく腰が重い」「片足に体重をかけるクセがある」と感じることはありませんか。 こうした日常の違和感の背景には、お尻の筋肉が関係していることがあります。 今回は、殿筋群(大殿筋・中殿筋・小殿筋)と梨状筋に注目します。 これらは股関節まわりに位置し、姿勢や動作の土台を支えている筋肉です。 日常の姿勢や動き方のくせによって働き方が変わり、バランスが崩れることで違和感のきっかけになることもあります。 大殿筋──身体を前に進める筋肉 大殿筋は身体の中でも特に大きな筋肉で、下半身の動きに深く関わります。 仙骨や腸骨から始まり、大腿骨や腸脛靱帯につながっています。 主な働きは股関節の伸展や外旋です。 立ち上がる、歩く、階段を上るといった動作で、身体を前に進める役割を担います。 しかし、座っている時間が長い生活では、この筋肉がうまく働かなくなることがあります。 その結果、腰や太ももの裏などが代わりに働きやすくなり、負担の偏りが生まれることがあります。 大殿筋は、体積がとても大きく、 下半身を支える

タナカユウジ
2025年5月12日読了時間: 4分


眠れない原因は自律神経?身体が休めないときの整え方
眠れないのは、がんばりすぎた身体がまだ“起きている”からかもしれません。 「早く寝なきゃ」「明日に響くから寝ないと」。 そう思えば思うほど、逆に眠れなくなる夜。 それは考えすぎではなく、身体そのものがまだ休める状態に切り替わっていない可能性があります。 人の身体には、自律神経という仕組みがあります。 日中の活動や緊張を担う交感神経と、休息や回復に関わる副交感神経。 この2つが自然に切り替わることで、眠りへと移行していきます。 ただ、日中のストレスや習慣の影響で交感神経が優位なまま夜を迎えると、身体は「まだ休んではいけない」と判断します。 意識では寝たいと思っていても、身体はまだ活動状態にあるのです。 力を抜こうとしても抜けない理由 「力を抜いてください」と言われると、かえって力んでしまうことがあります。 日常の中で、私たちは常に何かに備えています。 仕事、人間関係、スマートフォンの通知。 こうした小さな緊張の積み重ねによって、身体は“ゆるむ感覚”を忘れていきます。 リラックスとは、単に筋肉がゆるむことではなく、「ここは安全だ」と身体が感じることで

タナカユウジ
2025年5月10日読了時間: 3分


それは“クセ”じゃなく、“防御反応”かもしれない〜身体と心の記憶に気づくために〜
「また肩に力が入ってるな」 「なんでこんなに呼吸が浅いんだろう」 「自分って、緊張しやすいな…」 そんなふうに、自分の身体の“クセ”に気づいたとき、無意識のうちに自分を責めてしまうことはありませんか。 でも、整体の現場で感じるのは、それは“悪いクセ”ではなく、“防御反応”かもしれないということです。 言い換えれば、かつて自分を守るために必要だった反応が、いまも身体に残っている状態とも考えられます。 今回は「身体と心の防御反応」について、少し深く触れていきます。 身体が無意識に行っている反応 防御反応とは、身体や神経が危険から身を守ろうとする働きです。 大きな音に驚く 寒さで肩がすくむ 緊張で呼吸が止まる 不安なときにお腹に力が入る これらはすべて無意識で起こる反応です。 意志ではなく、反射として起こり、身体を守る役割を持っています。 過去の反応が今の状態に残ることがある この防御反応が、長く続くことで身体の状態として残ることがあります。 過去に強い緊張を経験した場合、そのパターンが身体に定着することがあります。 その結果、呼吸が浅くなったり、首や

タナカユウジ
2025年5月8日読了時間: 3分


【5月の“なんとなくだるい”は、身体からのサインかも】〜自律神経とだるさ、ゆるめるというケアの視点から〜
「なんとなく、しんどい」 「寝ても疲れがとれない」 「頭が重いような、やる気が出ないような…」 ゴールデンウィークが終わり、日差しや空気が初夏へと移り変わっていくこの時期。 こうした“なんとなくのだるさ”を感じる方は少なくありません。 不思議なことに、5月は気候としては過ごしやすいはずなのに、身体の調子が揺らぎやすい時期でもあります。 もしかするとそれは、「自律神経のバランスの変化」が関係しているのかもしれません。 自律神経とは何か 自律神経とは、意識しなくても身体の働きを調整してくれている神経です。 呼吸 体温調節 胃腸の働き 心拍のリズム こうした生命維持に関わる機能を、常にコントロールしています。 この自律神経には、2つの働きがあります。 交感神経(活動モード) 副交感神経(休息モード) この2つがバランスを取りながら、身体の状態を保っています。 5月に自律神経が乱れやすい理由 5月は環境の変化が重なり、自律神経に負担がかかりやすい時期です。 ・日照時間と紫外線の増加 日が長くなり、紫外線も強くなります。 これにより、交感神経が優位な状態が

タナカユウジ
2025年5月4日読了時間: 3分


「ほぐす」とは、“ほどく”こと。心も身体もほどいていく過程
「身体をほぐすとは、どういうことだろう」 そんなことを、ふと考えたことはありませんか。 整体の仕事にたずさわる中で、「ほぐす」という言葉の重みを、何度も考えさせられてきました。 ほぐすとは、力を込めて押し広げることでも、固まったものを無理に動かすことでもありません。 本当にほぐすとは、絡まったものを、静かに、そっと、ほどいていくこと。 力ずくではほどけないものに、焦りや怒りではほどけないものに、私たちは日々向き合っています。 身体を「ほどく」 ある人は、肩をすくめたまま何年も過ごしていました。 ある人は、呼吸が浅く、胸の奥で息を止めるように過ごしていました。 その人たちにとって、こわばりは敵ではなく、「生きるために必要だったもの」だったのかもしれません。 寒さに耐えるため、痛みから守るため、心を守るため。 そうして積み重なった緊張を、いきなり「力を抜いてください」と言われても、身体はうまく反応できません。 だからこそ、そっと触れ、そっと待ち、呼吸をあわせながら、少しずつ「今はもう大丈夫だよ」と伝えていく。 ほぐすとは、身体を無理に開かせることでは

タナカユウジ
2025年5月3日読了時間: 3分


ふくらはぎの働きとセルフケア|むくみ・だるさを感じたときの見直しポイント
「足が重い」「むくみやすい」「夜になると違和感が出る」 こうした感覚があるとき、見直したい部位のひとつがふくらはぎです。 日常では意識されにくい部分ですが、全身のバランスに関わる重要な役割を持っています。 今回は、ふくらはぎの働きとセルフケアについて、実践しやすい形で整理します。 ふくらはぎの役割と「第二の心臓」 ふくらはぎは、腓腹筋とヒラメ筋を中心とした筋肉で構成されています。 この筋肉は、血液を心臓へ戻すポンプのような働きを担っています。 重力の影響を受けやすい下半身において、この働きは重要です。 そのため、ふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれることがあります。 この動きがスムーズに行われると、身体全体の巡りにも影響が出ることがあります。 腓腹筋 ふくらはぎは、ただ立ったり歩いたりするだけの筋肉ではありません。医学的には、腓腹筋(ひふくきん)とヒラメ筋(ひらめきん)を中心とした筋肉群で構成されています。 この部位は、心臓から送り出された血液を、重力に逆らって再び心臓へ押し戻す"ポンプ"の役割を果たしています。 そのため、ふくらはぎはしばしば「第

タナカユウジ
2025年5月1日読了時間: 3分
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